脳梗塞にかかると、症状の度合いに合わせた治療が行われます。
軽度の場合は、薬物療法で血液をサラサラにしたりするなど、今以上に悪化しないための処置が施されます。
症状が進んでいて、薬だけでは改善が難しいと判断された場合、手術を受ける事になります。手術の方法は脳梗塞の種類によってさまざまです。
入院しなくてはいけないため、医療費がかかります。
また、入院期間は年代によって変わってきます。若い人は短く、歳を重ねるごとに入院期間は長くなる傾向にあります。
脳梗塞の進行度合いによっては手足がしびれたり、言語に支障が出るなどの後遺症が残ってしまう可能性もあります。
そして、リハビリで元に戻る人もいれば、後遺症が残ってしまう人もいます。そうならないためには、少しでも早く脳梗塞になっていることに気づき、病院へ行くことが望ましいです。
脳梗塞を予防するためには、健康的な生活習慣を送ることです。再発しないためにも大切なことです。
脳梗塞は、血液がドロドロになって血管が詰まることが原因で起こります。
そのため、血液がドロドロになってしまう習慣を変えることで、予防や再発につながります。
食事面に関しては、濃い味付けの料理を控えて、薄味の料理に変える事です。とくに塩分の取り過ぎは高血圧になりやすいです。
また、喫煙や飲酒もほどほどに。脳梗塞にかかるリスクが喫煙や飲酒をしていない人に比べると高くなります。
食事だけではなく適度な運動を取り入れることも大事です。
とくに有酸素運動は血液の流れが良くなります。そして肥満の改善にも効果的なため、生活習慣病を防ぐことも出来ます。
脳梗塞の初期症状には、ろれつが回らない、手足がしびれるなどがあります。少しでも疑わしいと感じたら、病院へ行きましょう。
早期発見につながります。