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脳梗塞の介護

身内が脳梗塞で倒れ、後遺症が残ってリハビリテーションをしながら自宅で介護しなければならないという家庭も多いでしょう。重要なのは、介護する側もされる側も無理はしないということです。介護疲れでストレスがたまり、ストレスが原因で脳梗塞を起こしてしまったケースも実際にあるのです。

介護の心構え

 

介護は、病人などで日常生活に支障をきたす人の介抱をすることです。現在、デイケアやショートステイが充実してきて、自宅で介護しながらも、こうした施設でリハビリテーションを行っている人も多いでしょう。後遺症で痴呆の症状が出ている人もいますが、注意しなければいけないのは幼児言葉で話しかけないということです。

後遺症のため、半身が不自由だったり、言葉が思うように話せなかったりもしますが、何もかもが自由にならないだけで、頭の中はしっかりしている人もいるのです。介護するにあたり、幼児に対するような話し方はプライドを持っている人には屈辱になりかねません。脳梗塞を患い、後遺症に悩み、プライドまで傷つけられたら、うつ病にまで発展しかねないのです。体が思うように動かないとは言え、介護する場合は一人の人間として接してあげましょう。

介護される側

 

自宅での介護が難しく、ヘルパーさんに自宅にきてもらったり、施設に入居する人もいるでしょう。どんなケースであれ、介護する側とされる側の信頼関係がなければいけません。介護する側は『やってあげている』、される側は『お金を払っているんだから』という気持ちでいてはいけません。こう言う気持ちでいると、必ず傲慢になったりワガママになったりしてしまいます。介護する側は、1日でも早く後遺症が軽減されるように、される側は感謝の気持ちを忘れずに、お互いの気持ちを思いやることが大切です。

介護保険

 

日本の社会保険制度では、2000年4月より介護保険が導入されています。満40歳以上になると医療保険加入者として、介護保険料を納めなければいけません。この介護保険を使ったサービスを受けられるのは65歳以上の者か、国が定める特定疾病が原因で介護が必要と認められた40〜64歳の者で、費用は1割負担、残りの9割は各都道府県の国民健康保険団体連合会に請求されます。この9割の部分の費用を満40歳以上の者が保険料から支払うことになっています。

介護保険を受けるには

介護保険を受けるためには、要介護認定される必要があります。脳梗塞の場合、国が定める15の特定疾病に、脳血管疾患も含まれているので、介護や支援が必要と認められると介護サービスを受ける資格があります。要介護認定は認定調査の結果を元に、要支援1、2、要介護1〜5に分けられます。これらを元に、介護支援専門員が居宅介護のサービスを組み合わせて利用するかのプランを立ててくれます。

申請に必要なものは、要介護認定申請書や印鑑などですが、詳しくは最寄りの役所に問い合わせてみましょう。

介護サービスの種類

要介護認定され、支援や介護が必要だと認められると、介護サービスを受けることができます。いくつか種類がありますので紹介しましょう。

サービス

種類

在宅サービス

  1. 訪問介護(ホームヘルプ)
  2. 訪問入浴介護
  3. 訪問リハビリテーション
  4. 訪問看護
  5. 居宅療養管理指導(医師などの往診)

施設に通うサービス

  1. 通所介護(デイサービス)
  2. 介護予防通所
  3. 通所リハビリテーション(デイケア)
  4. 短期入所生活介護(ショートステイ)
  5. 短期入所療養介護(医療型ショートステイ)

生活支援サービス

  1. 配食サービス
  2. 生きがい対応型デイサービス
  3. 生活支援ホームヘルプサービス
  4. 機能回復訓練
  5. 生活支援訓練

その他

  1. 福祉用具の貸与
  2. 福祉用具購入費支給
  3. 住宅改修費の支給
  4. 居宅介護支援
  5. 紙おむつ等購入費助成
  6. 認知症対応型共同生活介護
  7. 特定施設入所者生活介護

施設

  1. 介護老人福祉施設
  2. 介護老人保健施設
  3. 介護療養型医療施設